都会でわざわざ蜜蜂を飼うなんて

甚だ迷惑である。洗濯物の中に蜜蜂が入る可能性が一段と高まる。

ミツバチがブーム!?銀座に続けと街おこし計画も
ミツバチを飼う人が増えている。都会で、住宅街で。今や田舎のレンゲ畑だけが養蜂(ようほう)場ではない。東京ではこの春、街おこしにしようと巣箱を買い付けた商店街もある。
 ミツバチを飼う人が増えている。都会で、住宅街で。今や田舎のレンゲ畑だけが養蜂(ようほう)場ではない。東京ではこの春、街おこしにしようと巣箱を買い付けた商店街もある。
 意外なことに、ハチの方も、ビルの上のペントハウスがお気に入りのようだ。
 おしゃれの発信地、東京・銀座で2年前、養蜂がスタートしたことは広く知られている。有志で作る「銀座ミツバチプロジェクト」は、目抜き通りに近いビルの屋上に巣箱を置き、日本ミツバチと西洋ミツバチ計約2万匹を飼っている。
 “働き場所”は近くのサクラやマロニエといった街路樹。季節を通して街を飛び回る。集まるミツの量は1年で約300キロ。最近では地元高級菓子店が、このミツを使ったケーキやようかんを売り出している。
 「本当に大丈夫なの?」。おっかなびっくりミツバチの巣に手を伸ばすのは品川区の中延商店街から見学に訪れた主婦たち。怖いのは当然のこと。素手のまま巣を触ろうとしているからだ。「ゆっくりやれば、危なくないですよ」。同プロジェクト世話人の田中淳夫さん(50)に促され、六角形のつぼから指でとろんとした金色のミツをすくい上げて、ぺろっとなめてみる。「うわっ、おいしい」。見学者の面々からは、歓声と笑顔がはじけ飛んだ。
 田中さんによると、ミツバチはスズメバチなどと違って温厚。素早い動きを警戒する習性があり、ゆっくり動いている限り、襲いかかって来ることもない。ただ黒い服だけはご法度。「クマと間違うみたいです」
 中延商店街は4月初旬から養蜂を始める。けんいん役の地元NPO役員、沢田藤司之さん(64)は「採れたミツは地元のお菓子屋さんに使ってもらい、将来はブランドに」と意気揚々だ。
 個人が趣味で飼う時代も来ている。東京都養蜂組合(府中市)によると、この5年で組合員は倍の約80人に。元会社員や元検事、大学教授などが加わった。組合に入らない愛好者もかなり多いと見られ、埼玉の養蜂業者は「最近、巣箱を売ってくださいと訪ねてくる人が多くて、びっくりしています」と語る。
 花の少ない厳冬期には砂糖水を与えるなど手間はかかるが、収穫の喜びは格別。自然と親しめる点が受け入れられているようだ。(槙野健)
(2008年3月15日15時40分 読売新聞

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