2009.10.31のニュース

先週1週間に新型インフルエンザに感染し、全国の医療機関を受診した患者は、前の週から30万人以上増加し、推計でおよそ114万人に上ることが国立感染症研究所の調査でわかりました。
こうした中、ワクチンの優先接種を希望する医療従事者は予定を大幅に上回っていることがNHKが行った調査でわかりました。
厚生労働省は、妊婦などへの接種が遅れることがないよう、自治体に対し必要に応じて接種する医療従事者を絞るよう求めています。
厚生労働省は医療従事者への接種については原則、新型インフルエンザの患者の診療に直接当たる医師や看護師など、100万人を対象としていました。ところが、NHKが47の都道府県に調査したところ、接種を希望する医療従事者はほとんどの自治体で予定を上回り、全国でおよそ250万人に上ることがわかりました。このうち神奈川県では、およそ6万人に接種を予定していましたが、診察に直接かかわらない薬剤師や事務職員などを含め、希望者は16万人に上っています。神奈川県では病床数に応じて医療機関にワクチンを配布し、誰に接種するかの判断は任せることにしましたが、調整に手間取り、医療従事者以降のスケジュールはまだ決まっていません。
次です。きのう活動を再開した政府の事業仕分けを行う作業チーム。来年度予算案の編成に向けて、必要性や効果の低い可能性のある事業を200程度選ぶことにしています。
チームでは当面、宿泊施設を運営している独立行政法人や、政府広報などについて厳しく精査することにしています。来年度予算案の編成に向けて、事業仕分けを行う作業チームはメンバーを巡る民主党側との調整が決着したため、きのう、1週間ぶりに活動を再開し、来年度予算案の概算要求に盛り込まれた事業のうち必要性や効果の低い可能性のある事業を、200程度選ぶことにしています。そして当面は文部科学省が所管する国立青少年教育振興機構や、国立女性教育会館など、宿泊施設を運営している独立行政法人について、施設の稼働率や採算性などを詳細に調査するほか、政府広報のテレビCMや選挙の広報活動にも必要性に疑問があるとして厳しく精査する方針です。一方、作業チームは事業仕分けに参加してもらう民間有識者として、東京都の公立中学校で初めて民間人校長を務めた藤原和博氏や、教育などの分野に精通している千葉工業大学惑星探査研究センター所長の松井孝典氏らを起用することにしています。
各省の税制改正要望がきのう提出されたことから、政府税制調査会は今後、来年度の税制改正に向けた本格的な議論に入り、温暖化対策としてガソリンなどに対する環境税導入の是非や所得税の扶養控除をどこまで見直すかなどが焦点になる見通しです。きのう締め切られた来年度の税制改正要望では環境省がガソリンなどの化石燃料に広く課税することで、2兆円規模の税収が見込まれる環境税の導入を要望し、経済産業省も環境税の具体的な検討を求めました。その一方で、民主党のマニフェストでは、来年度からガソリン税などの暫定税率を廃止して、2兆5000億円を減税する方針を打ち出しています。このため政府内には、鳩山総理大臣が暫定税率を廃止したあとで環境のための増税をしてよいか国民の理解がないかぎり難しいと述べるなど、来年度の環境税の導入に慎重な意見があり、今後の焦点となりそうです。また政府税調では来年度から子ども手当の創設や、高校授業料の実質無償化を行う際に目的が重なる所得税の扶養控除をはじめ、高校生などを持つ世帯により多い控除を認める特定扶養控除の廃止や縮小を検討する方針で、こうした控除を来年度にどこまで見直すかも税制改正の焦点となる見通しです。年金記録問題を巡って名古屋市は、市が持つ情報をもとに確認する作業を独自に進め、1か月で800件余りが確認できています。
長妻厚生労働大臣は早期解決につながる取り組みだとして、全国の自治体に対し協力を要請することにし、必要な経費は国が負担することを検討しています。誰のものかわからない年金記録について、社会保険庁はおととしから名前や青年月日などをもとに照合する作業を進めていますが、この中では持ち主の住所がわかったとして記録を確認してもらうねんきん特別便を送ったものの、回答が返送されてこないなど、引き続き確認が必要なものがおよそ654万件あります。こうした中、名古屋市は先月から介護保険や国民健康保険の記録など市が持つ情報をもとに実際に住んでいる所を把握し、本人に確認を行う独自の作業を進めており、1か月で800件余りを確認できたということです。長妻厚生労働大臣は、名古屋市のような取り組みが問題の早期解決につながるとして、全国の自治体に対し協力を要請することにしており、必要な経費は国が負担することを検討しています。
次は、漫画を大学で研究しようという取り組みについての中継です。東京の明治大学は漫画やアニメをはじめとする日本のサブカルチャーを研究する専門の図書館をきょうオープンさせます。
研究資料となる漫画は14万冊以上だそうです。どんな図書館なんでしょうか?近田さん。
漫画やアニメに関するグッズの数々。東京・千代田区にある明治大学です。こちらの建物が漫画などを専門に扱う図書館、米沢嘉博記念図書館です。きょうのオープンを前にけさは特別に開けていただきました。大学の施設ではありますが、18歳以上であれば一般の方も利用できます。1階がまずギャラリーになっています。ショーケースごとにテーマ別にさまざまな本が並んでいます。こちらは少年漫画。そして少女漫画があり、単行本もあります。そしてね、こちらの小さな本、これは漫画雑誌の付録だったものなんだそうです。一方、こんなものもあります。あまり詳しくは紹介できないんですが、こちら大人向けの雑誌です。漫画文化とは清濁併せのむものとしてとらえているんですね、こうしたものも展示されています。明治大学は去年、国際日本学部という学部を新たに作りました。漫画、アニメの研究に力を入れています。その研究を推し進めるために5億円かけてこの施設をつくったんですね。こちらにあるもの、プロの作品ばかりではありません。この奥の写真、毎年、東京で開かれていますコミックマーケット、通称コミケです。全国から漫画ファンが集まって、同人誌の展示即売を行うイベントなんですが、イタリアの国際展覧会でも紹介されたことがあります。ここで扱われます同人誌なども、こちらでは研究対象の一つとしてとらえているんです。さまざま、14万冊以上の本があるんですけれども、これら、実はたった一人の研究者がすべて集めたものなんです。図書館の名前にもなっています米沢嘉博さんです。漫画評論家として活躍しまして、3年前に亡くなりました。今や日本の漫画文化は海外から注目されていますけれども、その立て役者の一人がこの米沢さんだったんです。明治大学出身の米沢嘉博さん。学生時代から漫画やSFの研究を続けてきました。戦後マンガ史3部作は米沢さんの代表作。人気漫画の特徴を世相を踏まえて細かく分析し、戦後漫画の変遷も検証できる文献として高く評価されています。年に2回の開催で110万人を集める恒例のコミックマーケット。このイベントを34年前に立ち上げたのも米沢さんでした。
米沢さんが育てたコミケは、今やアマチュアばかりでなく、プロの漫画家にまで影響を及ぼすようになっています。
米沢さんの漫画への造詣の深さ、その秘密は自宅の書庫にありました。書庫にはSF小説や評論、映画や音楽関係の本が並んでいます。幅広い分野への関心の高さが米沢さんの漫画評論を支えていたのです。
図書館の2階にやって来ました。3階から5階は書庫になっています。2階は有料ですが、閲覧室、ここでは漫画雑誌を手に取って読むことができます。たくさんありますが、これでも全体の1割未満だそうです。首藤さん、懐かしくないですか?なかよし、りぼん、マーガレット、少女漫画の数々です。米沢さんのコレクションの一つとして少女漫画ですとか、あるいはいわゆるレディースコミックが多いことがあげられるんです。そして森本さん、お待たせしました。サンデー、マガジン、ジャンプ、読んだんじゃないですか?
読みましたね。
少年誌もそろってますよ。年代ものもありましてね、こちらは昭和34年、創刊された年の少年マガジンなんです。当時はね、値段も30円だったんですよ。こうした漫画雑誌もれっきとした研究材料、研究者にとっては貴重なものなんです。なぜかと言いますと、漫画雑誌というのは大体読んだら捨ててしまうか資源回収に出してしまいますよね。だから残っているものがそんなに多くないそうなんです。もう一つの理由は、漫画雑誌、さまざまな漫画がいっしょに掲載されています。ある漫画を研究するときに、どんな漫画といっしょに掲載されて、人気を競っていたのか調べることもできます。さらに漫画雑誌につきもののこうした広告、広告からは当時どんなものがはやっていたのか、時代を読み取ることができるんですね。ここにある漫画雑誌というのは、例えば国会図書館、また出版元にもないようなものもあるんだそうです。こちらの図書館の設立に当たりました中心メンバーのお一人、明治大学准教授の森川さんです。おはようございます。
おはようございます。
大学がこうした漫画などを専門に扱う図書館を作る意義というのは、どんなところにあるんでしょうか?
漫画というのは、昭和の時代から日本で売られる出版物の5割以上を占めるというものになってきていることから、ずっとですね、国民のライフスタイルとか価値観の変化を映し出す大きな鏡として機能するようになっているわけなんですね。だから歴史学や社会学をはじめ、さまざまな学問の分野で非常に重要な資料になってきているわけなんです。加えて、最近はアニメと共に海外に輸出される日本文化の大きな一角を占めるようになってきていることから、国内の研究者だけではなくて、海外の研究者からもずいぶん注目を集めるようになってきているんです。
ありがとうございました。こちらではそうした海外からの研究者のために、外国語を話せるスタッフを常駐させることにしています。明治大学ではここを拠点に日本の漫画文化、積極的に海外に発信していきたいということです。こちらの図書館、きょう正午オープンの予定です。中継でお伝えしました。
驚きましたね。
14万冊。
膨大な数の漫画ですよ。
マンガ専門の図書館は京都に3年前にできた京都国際マンガミュージアムがあります。こちらも外国人の来場者が多いそうです。
私たちが子どものころに、大学にマンガの図書館なんというのは考えられなかったですけども、やっぱり文化なんですよね。これからの研究に役立ちそうです。以上、きょうオープンする漫画図書館の話題でした。さあ続いては、がらっと変わります。企業の決算についてです。ことし9月の中間決算の発表がピークを迎え、企業業績の改善傾向が鮮明になっています。
しかし、来年3月までの1年間の業績見通しについては、70%近い企業が当初の予想を据え置き、先行きについて慎重な見方を崩していないことがわかりました。
ピークを迎えた企業の中間決算の発表。東京証券取引所に上場する企業のうち中間決算の発表を終えた247社の業績を大手証券会社がまとめました。それによりますと、7月から先月までの3か月間の経常利益は前の3か月間と比べて2.4倍の大幅な増益に。企業の業績は改善傾向が鮮明となりました。その最大の要因が、エコポイントなど、政府の景気対策の効果です。電機メーカー大手8社のうち7社が先月までの3か月間の営業損益で黒字となりました。このうちパナソニックは、薄型テレビや冷蔵庫の国内の販売が増加したことから、先月までの3か月間の営業損益が491億円の黒字となりました。
業績の改善傾向は証券業界にも。証券大手5社のことし9月の中間決算は金融市場が落ち着いたことで、投資信託の販売が伸びたことなどから各社とも黒字を確保しました。
しかし、先行きについては慎重な見方をする企業が多くなっています。来年3月までの1年間の業績見通しについては、景気の先行きが不透明だとして、69%の企業が売り上げ、経常利益とも半年前の予想のまま据え置いています。電機各社は年明け以降も回復傾向が続くか不透明だという見方が支配的です。
今後の見通しについて専門家は。
続いてスポーツです。
増田アナウンサーです。
おはようございます。
まずプロ野球、きょういよいよ日本シリーズが開幕するんですね。
本当、楽しみですよね。日本ハムと巨人の選手たちはきのう、第1戦の舞台、札幌ドームで最終調整をしました。先に練習を行った日本ハム。3年ぶりの日本一に挑みます。バッティング練習では稲葉選手やスレッジ選手の主軸が鋭い当たりを見せていました。投手陣では、きょうの第1戦での先発が濃厚な武田勝投手。きのうはウォーミングアップやキャッチボールに時間をかけていました。
一方の巨人、7年ぶりの日本一を目指します。投手陣はリラックスした表情で、ランニングやキャッチボールに汗を流していました。広い札幌ドームだけに、守備練習では連係プレーなどの確認も行いました。また打線では、キャプテンの阿部選手が鋭い当たりを見せ、順調な仕上がりをうかがわせていました。
日本シリーズ、日本ハム対巨人の第1戦は札幌ドームできょう午後6時15分、試合開始予定です。
どちらもリラックスして、監督は秘めた闘志をみなぎらせてましたね。
参考までに今シーズンの両チームの対戦、交流戦では2勝2敗の5分となっているんですね。
さあどうなるか、楽しみですね。次は来年2月に開かれるバンクーバーオリンピックです。
聖火リレーがバンクーバーに近いカナダ西部の都市ビクトリアで始まりました。ギリシャのオリンピアでともされた聖火は空路でカナダ西部のバンクーバー島にある都市、ビクトリアに到着しました。
ギリシャから到着した聖火、あちらに見えますこの土地に昔から住む先住民のカヌーに乗って、リレーの出発地点に運ばれてきています。
カナダのスピードスケートのオリンピック金メダリスト、カトリオナ・ルメイ・ドーンさんらがトーチを手にして聖火リレーが始まりました。
聖火、盛り上がっていましたね。
そうですね。この聖火は一つの国としては、これまでで最も長いおよそ4万5000キロを、1万2000人がリレーすることになっているんですね。そして来年2月にバンクーバーの開会式の会場に到着する予定です。以上、スポーツでした。
ではニュースを続けます。
伊豆諸島の八丈島付近の海域で、8人が乗った漁船が転覆し、船長が死亡、4人の乗組員の行方がわからなくなっている事故で、救助された3人がきょう、静岡県下田市に戻り、家族らと再会します。救助された3人の乗組員は脱水症状があり、八丈島の病院に入院して手当てを受けていましたが、これまでに容体は回復しました。3人は海上保安庁のヘリコプターで八丈島空港を出発し、午前10時半ごろに静岡県下田市のヘリポートに到着して、出港から12日ぶりに家族らと再会します。国際宇宙ステーションに物資を運ぶため、先月打ち上げられた日本の宇宙輸送船、HTVは、積み荷の食料などを運び込む作業をすべて終え、きょう未明、ドッキングしていた宇宙ステーションを離れました。初めての打ち上げだったHTVは、あさっての早朝、ニュージーランドの上空で大気圏に突入し、ほぼ燃え尽きますが、一部の金属は燃え残り、ニュージーランドの東の太平洋上に落下するということです。携帯電話大手3社のうち、NTTドコモとKDDIの先月までの半年間の携帯電話の販売台数は前の年の同じ時期と比べて14%を超える大幅なマイナスとなり、販売不振が続いていることがわかりました。大手各社が発表した中間決算によりますと、ことし4月から9月までの携帯電話の販売台数は、NTTドコモが881万台、auのKDDIが477万台にとどまりました。一方、アメリカ・アップル社製の携帯電話が好調だったソフトバンクモバイルは販売台数が436万台と9%増加し、明暗が分かれました。日本赤十字社は管理・登録しているデータのうち、白血病などの治療のため骨髄の提供者として登録されている364人が、リストから外れていたことが明らかになり、日本赤十字社はこのミスによって移植が受けられなかった患者がいないか調べています。リストは骨髄移植を必要とする患者と、白血球の型などの条件が合う人を探す際に使われるもので、日本赤十字社中央中央骨髄データセンターの田所憲治センター長は登録者と移植を待つ患者にご迷惑をおかけし、おわびしますと話しています。アメリカ最大手の保険グループ、AIGは、金融危機による経営悪化によって売却の方針を示していた日本の生命保険会社、AIGエジソン生命とAIGスター生命について、経営を維持して収益をあげるほうがグループの経営の立て直しにつながるとして、売却を中止することを決めました。しかし、アメリカに本社があり日本でも事業を展開しているアリコについては、アメリカの金融当局との間で売却に向けた手続きをすでに開始していることから、そのまま交渉を続ける見通しです。芸術の秋を彩る国内最大の一般公募の美術展、日展が東京で始まりました。日展は100年以上の歴史がある公募の美術展で、美術界の大家から新進気鋭の作家までを一堂にそろえた幅広さが特徴です。ことしは日本画や洋画、彫刻など、5つの部門に入選した2300点余りが、東京・港区の国立新美術館の会場に展示されています。日展は12月6日まで開かれたあと、全国6か所を巡回することになっています。
続いて気象情報です。
南さんです。まずは札幌の様子ご覧ください。木々が色づいていますね。
そうですね、きれいですね。現在は曇り空ですが、天気は下り坂に向かって、きょうは夕方から雪が降りそうなんですね。
雪ですか?
きのう、旭川と稚内で初雪が観測されましたけども、きょうは札幌でも雪になりそうなんですね。日中の気温は7度、きょうは札幌ドームの中は熱い戦いかもしれませんが、外は寒いですから気をつけてください。
はい、風邪ひかないようにしてください。
では今夜の予想天気図をご覧ください。日本海に低気圧が発達しながら進んできます。北日本には寒気が残っていますので、北海道は雪になる所が多くなりそうです。またこの寒冷前線の北側にもかなり強い寒気があって、これが日曜日以降、日本付近に流れ込んできますので、来週の初めはかなり寒くなってきそうです。そして雲の様子です。現在の雲の様子ですが、低気圧や前線による雲がこの朝鮮半島の北から日本海の北部にかけて広がっています。一部が北海道にかかってきています。きょうのこのあとの天気の移り変わりです。東北から九州付近にかけてはきょうの日中は晴れ、北海道は雲が多く、夕方ごろからしだいに雪の所が多くなって、夜は雪が降ったりやんだり、広い範囲で雪になりそうです。また南西諸島、沖縄本島付近も夕方からは雨の所が多くなる見込みです。ではきょうの予報です。北海道は夕方以降、雪の降る所が多くなってきそうです。沖縄本島付近も夕方から雨、東北から九州にかけては晴れる所が多いでしょう。きょう日中の予想最高気温です。北海道はきのうより10度前後低い5度から9度、しかし東海から西は25度以上の所が多いでしょう。
政権交代後、初の国会論戦。
ビジョンを打ち立てるつもり、姿勢が欠落しているんではないでしょうか。
あなた方に言われたくないと思います。
どうなる?日本。このあと与野党キーマンが生激論。
落語家の三遊亭円楽さんが肺がんのため亡くなった。76歳だった。
一人前になるまでは今世紀の、もう皆さんもいらっしゃらなくなるかも。
古典落語を得意とし、落語界をけん引。人気番組、笑点の司会者を23年間務めた。
長い間、お疲れ様でしたと。われわれ落語界を、そして番組を見守ってください。
関門海峡で海上自衛隊の護衛艦くらまと韓国籍のコンテナ船が衝突。くらまが炎上し、乗務員6人が軽いけがをした。
現場は幅が600メートルと、きわめて狭い海峡。韓国船が前方の船を追い越す際、左側から追い越すよう海上保安庁が無線で伝え、その直後に衝突は起きた。
あくまでも情報提供と。最終的に追い越しを行うかいなか、そのタイミング、方法については船長が周囲の状況を見て、安全を確認したうえで判断すると。
結婚詐欺で逮捕・起訴されている34歳の女。その周辺で男性が相次いで不可解な死を遂げていた。
なんでベンツ持ってんだろうと。お金持ちだとしか思えない。
いったい何が?
真剣に結婚を考えられる相手を探しています。
交際中の男性から金をだまし取った詐欺の罪で逮捕・起訴されている34歳の女。
この女の周辺で、男性が相次いで不可解な死を遂げていた。
今夜から2泊3日で婚前旅行に行ってきます。
ことし8月、埼玉県富士見市の駐車場で死亡した41歳の男性。
死因は練炭による一酸化炭素中毒で、体内から睡眠薬の成分が検出された。
男性は直前まで女と会っていたという。千葉県松戸市のマンションで21歳の女子大生が殺害され、部屋が放火された事件。
火災の前日、亡くなった荻野さんのキャッシュカードを使い、ATMで現金を引き出す男の姿が防犯カメラに映っていたという。
警察はこの男がなんらかの事情を知っていると見て捜査を進めている。
監視カメラは見た!
イラクの首都バグダッドで起きた自爆テロ。1台のバスがイラク司法省の庁舎に接近し、その直後。
バグダッドではこの日、2件の自爆テロが発生。死者は150人以上に上っている。
伊豆諸島の八丈島沖で8人乗りの漁船、第1幸福丸が遭難。4日後、乗員3人が奇跡的に救助された。
現在、潜水士1名が船底にとりついて大声で中に呼びかけを行っている。
転覆した際、船に空気が残り、3人はその空気を吸って生き延びたと見られている。
この事故で船長が死亡、残る4人は依然、ゆくえ
札幌市の中心部に突如現れたのは、野生のエゾシカ。
と、跳んだ!
住宅街を縦横無尽に逃げまわるシカ。警察も出動し、現場は騒然。
7時間の大捕り物の末、シカは姿を消したという。
やっとスタートラインに立てたんで、ほっとしています。
甲子園を沸かせた高校球界ナンバー1左腕、岩手・花巻東の菊池雄星投手。
ドラフト会議で西武ライオンズが交渉権を獲得した。
球界の顔になるような、本当に応援されるような、日本中に認められるようなピッチャーになりたいと思います。
そこから先はでもね、やっぱりいばらの道でしたよ。
よくあそこからここまで
おはようございます。10月31日土曜日、ウェークアップ!ぷらす、辛坊治郎です。
虎谷温子です。
けさのコメンテーターの皆さんです。ご紹介します。元金融庁長官、五味廣文さん、日本大学教授、岩井奉信さん、どうぞよろしくお願いします。
お願いします。
そして読売テレビ、岩田公雄解説委員です。おはようございます。
おはようございます。
そしてきょうは東京のスタジオに与野党お二方、お越しいただいていただきます。厚生労働次官、山井和則さん、おはようございます。よろしくお願いいたします。そして自民党参議院議員で政調会長代理、林芳正さん。おはようございます。
おはようございます。
どうぞよろしくお願いいたします。さあ、このお2人をお招きして、きょうはこのテーマからです。
初めての所信表明演説で政治主導を強調した鳩山総理ですが、火種になりそうな課題が早くも山積しています。
どうぞ!
えー、もうそんな時期?そう、おとといから来年のお年玉付き年賀はがきの販売が始まったのだ。
力を込めてたくさん一つ一つでも手書きのメッセージを込めながら何かオリジナルなものを作っていけたらなと思っています。
年賀状を扱う日本郵政でも時を同じくして新たな体制が始まった。今週、社長をはじめとする取締役人事が正式に決定。大手の企業経営者が中心だった前の体制から一転、官僚OBらが登用された。民営化の道をひた走ってきた小泉路線との決別を象徴する形。そして鳩山政権が新たに歩み始める道とは。今週、臨時国会がスタート。初の所信表明演説で総理は。
国民主導の新しい政治へと180度転換させようとしています。いわば無血の平成維新であります。
では、日本を転換させるエンジンとなるのは何か。まずは野党・自民党の谷垣総裁がただした。
総理が描かれる成長戦略は何をもって成長につなげるのか。
内需中心の産業の育成、こういったものを通じて新たな雇用、さらには需要を生み出してまいります。
戦後、輸出産業による外需主導で成長してきた日本経済。対して、新政権が目指すのは内需主導の成長だ。これを後押しするのが子ども手当、高速道路無料化など、マニフェストの実現。これらの政策について前の経済財政担当大臣は。
いきなり公助ありきの社会主義的な政策によって、国民の自主性や活力をそいでしまうのではなく、国民のやる気が、元輝が沸く政策を行うべきであります。
何をもって社会主義的だとおっしゃるのかまったく理解ができません。ひぼう中傷ともいうべきご批判に対してはおくすることなく国民の負託に応えてまいりたいと存じます。
そんな国会審議のさなか、経済の先行きに不安な動きが。おととい、東証では平均株価がおよそ3週間ぶりに1万円割れとなった。一方、上昇しているのは長期金利だ。指標となる国債の利回りは今週、2か月半ぶりの高い水準に。長期金利が上昇すれば、住宅ローンや企業の借入金の金利も上がり、景気にも悪影響がある。原因として新政権がマニフェスト実現のため国債を増発するのではとの懸念も指摘されているが。
鳩山内閣がそういうことの判断でこの長期金利が上がったというには、過去のトレンドから、まだそういうことでは、私はないと。
もっとも金利は景気回復への期待感からも上昇する。今週、発表ラッシュを迎えた企業の9月期決算では、電機メーカーなどで営業利益が黒字に。また業績予想を上方修正する企業が相次いだ。経営危機のJALもおととい、企業再生支援機構を活用し、実質国の管理下で再建を目指すことになった。外需から内需へ。新政権のもと、日本経済は復活するのか。
外需依存が悪いわけではないと。輸出品としてですね、競争力のあるいい製品を輸出しているから輸出主導になっているわけですね。今の政策の中でやや不安になりますのは、企業の競争力をやや下げてしまうような可能性があるような政策が含まれていると。
例えば最低賃金の引き上げや派遣の規制強化という政策により、人件費など企業のコストが圧迫されること。さらに円高容認とも取れる政府の姿勢も。
企業の国際競争力が落ちてしまうかもしれませんし、それを受けてですね、企業が海外に生産拠点を移すかもしれないと。逆にそれだけじゃなくてですね、個人にとっては雇用の機会が失われますので、結局、内需まで悪くなってしまうと。内需を増やすためには国内の生産性を上げていくと。規制緩和を中心とする構造改革と。実はそういうものがないと継続的に内需が強く成長していくっていうのは、やっぱり難しいんだろうと思います。
今後の日本の命運を握るのが、国の予算のむだづかいを洗い出す行政刷新会議の事業仕分けチームだ。もともとは32人がメンバーだったが、小沢幹事長の反発もあり、きのう、7人に縮小しての再スタート。政策実現のため、どこまで財源をねん出できるか。今、日本が新政権とともに走り始めた道の先には。
与野党、攻守ところをかえての国会、始まりましたけれども、ずーっと長いこと、日本の政治を見てらした岩井さん、いろんな思いがあると思いますが、どういうふうにご覧になりました?
今回の所信表明演説、なかなか紳士的な総理の感じだったんですけれども、じゃあ代表質問になったら、とたんにそのがらっと感じが変わってですね、非常に攻撃性が強い、切り返しが、あなた方に言われたくはないというね、なかなか攻撃力のある切り返しだったなあという感じがするんですね。その一方で自民党のほうがちょっとやはり、野党、これは紳士的すぎたんじゃないかなという気がしますよね。もう少しやはり攻撃的であってもいいんじゃないか、それが野党なんだからと。
なるほどね、東京のスタジオの林さん、野党になった自民党としては、ちょっとなんか攻撃力が足りなかったんじゃないかという指摘なんですが、どういうふうにご覧になりました?
私が参議院で2日目でした。衆議院のスタートを見られて、お前は下品なんだから、もう少し下品にやれとずいぶん言われましてですね、私のときは少し攻撃的にやりましたんで、さっきビデオ見ていただいたように、かなりやり取りが進んだと思いますし、各大臣の答弁、新しいのが出てきました。ただ鳩山総理はですね、なかなか所信表明で書いて読んだことからなかなか踏み出していただけないんで、野党の質問ってこんなもんかなと思いましたけれども。
なるほど。そのあたり、山井さん、理念としては確かにすばらしいことをおっしゃっているんだけれども、各論になると具体的な話がないんじゃないかという指摘も多かったように思うんですが、どういうふうにご覧になりましたですか?
私はやっぱり今までの総理の所信表明演説とまったく違ったと、今までの所信表明演説というのは各省庁の要望を本当にホッチキス止めしたというふうにいわれて、聞いてもあんまり面白みがなかったんですね。しかし今回、52分という長い演説でしたけれど、魂がこもってて、友愛政治の理念も自分の言葉で訴えてられたので、私は歴史に残るすばらしい所信表明演説だったと思ってます。
なるほど。岩田さん、どういうふうにご覧になりました?
これ、攻守ところを変えてっていう形になってるわけですけどもね、ただ、今のところは前政権には言われたくないっていう形では、今の時期ならね、まだ済むんですけども、これからやっぱり具体論というのを出してこないと、だからすごくあの、友愛とかいう形の中でずいぶん出てきましたけれどもね、それだけでは今度は具体的に、やはり有権者から見ても何をするのか、どう違うのかっていうのをやっぱり具体的に出さなきゃいけないっていう時期に入ってきてるのかなと。
そうですね、しばらくは確かに、自民党も攻めるにしたって、だって、この世の中をつくったのはあんたたちじゃないかといわれると。
今はそれで済むんですけどね。
その長い自民党政権とおつきあいの深かった五味さん、どういうふうにご覧になりますか?
政治っていうのは前に誰かがなんかをやってそれが何かまちがっていったというと、自分の責任でどういう道筋で直していくのかということを議論すべきであってですね、あなた方が悪かったっていくら言ってみたって、それはもう有権者がそういう審判を下してるわけですから、言わずもがなの話なんですね。そこが見えませんね。
そっから先にどうなるのか。ちょっと各論に話を移していきたいと思いますが、例えばけさの読売新聞なんですが、これ、厚生労働省のマターでしょうから、山井さんのところだと思うんですが、たばこ増税検討。ただし1箱500円ぐらい、つまり、1本10円ぐらい上乗せっていう話が出てたんですが、でも最終的にはきのうのあたりの段階では金額については明記しないというような状況のようなんですが、山井さん、これ、どうなりそうですか?
これはかねてからたばこ増税っていうのは厚生労働省も要望していますが、今回、金額は入れていません。やはり増税ということに関して非常に国民から心配の声も出てますので。ただ、メニューとしてはたばこ増税、入れさせていただきました。
山井さんのお気持ちとしてはどうしたい、どうなりそうだと思います?
健康への配慮等を考えて、やはり多少の値上げというものは財源確保、第一にはやはり健康ということを考えて、必要だというふうに考えております。
林さん、これ、自民党政権のときにも何回も訴状に上りながら結局できなかったというか、やらなかった話なんですが、これ、どういうふうに?
直近はやりませんでしたが、過去何回かやっています。やるときの議論は健康ということを厚労省はおっしゃってただ税収確保という今度は逆に、そういう観点もあるものですから、税収確保という面から見ますと、あんまり急に上げますと、吸う人が減っちゃうんですね。そうすると掛け算で入ってくる税収もあんまり上がらないということと、急に上げますと、イギリスなんかは、スマッグル、密輸が入ってきちゃうんですね、あのイギリスでも、ですからそういうことを考えながら慎重に上げると共に、メーカーさんっていうのは数が限られているんで、よくその辺のご意見を聞きながら、やっていくというのが大変大事だと思いますね。
岩井さん、どういうふうにご覧になっていますか?
まあ、欧米に行くとたばこはもう、500円、1000円の時代に入ってきてるんですね。で、日本の場合世界で一番安いという中で、喫煙率も非常に高いと。
一番安いのはアメリカですね
愛煙家にとって厳しい状況ですが、私はやはり引き上げというのはしかたがない状況なんだろうな、これが社会の流れなんだろうなという感じがしますね。この辺に関しては健康問題とかもありますから、いろんな意見があるんだろうと思いますが。ただ、全体の印象としてはいや、でも民主党政権としてはとにかくむだづかいをなくすことでお金を確保するということでマニフェストの中になかなか増税という文言が入ってなかったんで、ここへ出てきて、いわゆる環境税の導入などなどという話になると、あれ、ちょっと違うんじゃないかという印象も山井さん、あるんですが。
それはおっしゃるとおりだと思います。ですから私たちは今回、行政刷新会議を作って、例えばこれから大胆に天下りをなくしていくとか、厚生労働省だけでもこの間、1800億円の概算要求を削らせていただきました。
こちらに長期金利の推移というのがあります。なんでここへきて、VTRにもありましたけれども、長期金利が上がっているのかというと、どうも一つには今回の政権でむだづかいができないと相当な国債を発行しなきゃいけない。ということになると、国債の値段が下がるということはイコール長期金利が上がるということなんですが、五味さん、この状況が続くと、どうなるんですか?
さきほどVTRに出てましたけれども、企業は借入金をして営業してますから、これが借り入れコストが非常に上がるんで、企業収益を圧迫する、要するに不況を促進するという。それから同時に住宅ローンのような長期の借り入れをしている一般消費者、これに対しても負担が入ってきますので、そういった方面への消費というのが抑制される、要するに不況を促進する効果が出てしまう。それから同時にこういう状況でさらに国債を増発しようとすれば、当然ですけれども、国の財政負担というのが膨大なものになってきます。増発しなくても、今持っている国債だけでもですね、大変な負担をしているわけですから、この意味で、あらゆる意味で何か策を考えて、さきざき、こうするからっていうことをきちんとタイムスケジュールを示して言わないと、これ、ちょっと危ない状況だと思いますね。
そして今後どうなるのかということでいうとですね、近々にこのJALの再建問題というのが結論を出さないとどうにもならないところにきて、今回、企業再生支援機構というのを活用することになりました。この結論について、岩田さん。
やっぱり最終的にね、タスクフォースっていうチームを作ってやってても、なんとなく次の段階では、ここに落としどころみたいなのをやっぱり、前原さんも考えてるのかなっていうようなこともずいぶん出てますけどね、議論としては。
ただ、結果的にはタスクフォースを1か月やったけれども、そこの結果が反映されたという形にはならなかったわけですね。岩井さん。
そうですね。恐らくわれわれ、みんな、たぶん多くの方が思ってたのは、そのアメリカのGMと同じような処理、すなわちいったん破たんをさせて、優良な部分と不良な部分を切り分けてというふうに考えられてたんだけれども、もう最初からつぶさないというふうに大臣がおっしゃって、その流れで決まってしまった。なぜじゃあつぶさないのかと。じゃあつぶさないといって、このあと、展望が立つのかと。会社は再生できるけど、これからさらにこれからオープンスカイとか非常に厳しい競争にさらされるわけですが、それをさらに乗り切っていけるのかというところが、非常に不透明になりましたよね。
その、どういうふうに再生するかというと、一応は公的資金を生かしながらということになるんでしょう。つまりこの企業再生支援機構というのがとにかくまだ立ち上がったばっかりで、一社も手がけたことがない組織。ただしこれは国のお金だと、金融機関のお金がたくさん入っていると。ここのお金を使うということは、つまり政府保証がつくということになりますから、最終的にもし再建に失敗すると、多額の税金が消えていく可能性もある。前提として今、盛んにいわれてるのが企業年金がJALは高すぎると、公的年金を合わすと50万円ぐらいの人もいると。これ、OBの企業年金を支えるために何千億も税金使っていいのかっていう議論になるということになると、これ、山井さん、まさしく山井さんのところの厚生労働省マターでですね、はたしてJALの年金の引き下げというのが現実に可能なのかという議論が今、盛んに行われているんですが、どういう見解ですか?
ここは1つには憲法の中で財産権の確保というのがありますから、これは企業年金の場合、3分の2の受給者の同意がなかったら下げられないというところがあります。しかし一方では、国民感覚からするとやはりこれだけ公的資金を導入するんであれば、高い企業年金を下げろという声が出てくるのも当然だと思います。
で、どういうふうにされます?法律を作って、今のところ、企業年金を引き下げるというようなこともいわれてますが、山井さん、どういうふうにすべきだと思いますか?
これは前原国土交通大臣もおとつい、長妻大臣のところにご相談に来られましたけれども、新しい法律を作るっていうのも一つの選択肢だというふうに思っています。
これ、それもそこのときにいわれるのが、それは財産権の侵害でそれが憲法違反にならずに法律を作ることが可能なのかという、今、議論になっているんですが、山井さん、どういうふうにお考えですか?
私はこれは可能なのではないかというふうに思っております。どういうことかと言いますと、やはり多くの公的資金を注入するにもかかわらず、今までどおりの高い企業年金をもらうっていうのは国民的にはなかなか理解が得られないと思うんですね。ただそこで、これは憲法違反、財産権の侵害とならないようにそこをどう法律を組み立てていくかという、その作業をこれから前原大臣、わが省と相談しながら進められることになると思います。
五味さんはどういうふうにお考えですか?
そこまでお考えになるんなら、法的整理に持っていくのが筋ですね。岩井さんおっしゃったように、新旧分離をしないとこの手のレガシーコストを抱えた企業というのは、再生不可能です。GMもそうだし、旧国鉄の民営化もそうだったんですね。
アメリカの場合、GMというのはいったんつぶすという判断をしたと。なぜそれをしないのかということに対してはまだ山井さん、明確な答えが見えてこないんですが?
そうですね。そこはまだいくつかの選択肢はあると思いますので、そのことについてこれから政府内で議論をしていきたいと思います。
林さん、どうお考えですか?
今、五味さんおっしゃったようにGMの問題と似てるんですね。GMはプリパッケージということで、法的整理に最後はいくんですが、その前にあらかじめ合意を作っておいて、法的整理をすると。これをしないと急に法的整理だって何もしないでいくと、混乱して、レガシーコストがもっと膨らんで結果として負担が増えるということになりますから、私は特別立法というよりもきちっと法的整理、しかもプリパッケージ方式でやると、ここまでされるんならですね、それからABLといっているんですが、エニシング・バッド・エルピーデッドってことでですね、何でも変えちゃうってことが今回の非常にコストを高めている原因だと思います。実は前政権でもいろいろコストをかけずにやる方法をやっていてですね、途中までできかかってた。そこはやっぱり継続性を持ってやっていただかなければならなかったことここまで至ってはですね、やっぱりプリパッケージの法的整理ということが大きな選択肢になると思いますね。
いずれにせよ、そんなにたくさんの時間をかけるわけにはいかないというのが、世の中全体が非常に厳しい状況になっているということが、この観点からもわかります。
まずはこちらの数字、ご覧ください。363万人。これは9月の完全失業者の数なんですけれども、依然厳しい状態が続いている雇用情勢、実態はこの数字よりもはるかに深刻なんです。
本来なら機械が並んでいる分だけ人がおるんですけども、きょうは3名だけ出勤して仕事をしているっていうような状態です。
滋賀県湖南市にある金属加工会社。機械の部品を製造しているが、ことしの3月以降、取り引き先からの注文が一気に6割も落ち込み従業員32人の半数を休業させている。残りの従業員もほとんどの時間は機械の整備などをして過ごしている。
涙が出てくるような気持ち。雇調金がなかったらもう、とうの昔につぶれてると思いますね。
雇用調整助成金、いわゆる雇調金とは、業績が急激に悪化した企業が雇用を維持したまま労働者を一時的に休業させる費用を国が肩代わりするものだ。中小企業の場合、1人1日7685円を上限に、社員に支払う賃金や休業手当の5分の4まで助成が受けられる。さらに。
あちらは本来なら食堂と更衣室になっております。今現在使っているのは、当然食堂と更衣室で使ってますけれども、今、訓練というのをやっておりますので、職業訓練、雇調金対策のための職業訓練というのを社内でやっております。
雇調金制度では休業中に教育訓練を行った企業に金額を加算。中小企業では1人当たり1日6000円が支給される。去年秋のリーマンショックを受け、国は適用条件を大幅に緩和。その結果、助成金の支給対象者は1000倍以上に激増した。りそな総研の試算では制度がなければ解雇された可能性のある、いわゆる隠れ失業者は8月の時点でおよそ75万人に上る。この人数を加えた隠れ失業率は、実に6.6%にもなっているという。さらにこんな指摘も。
潜在失業者がほんとに失業者になっていくっていうね、そういうリスクはあると思いますね。仕事を探すのをあきらめてる人が結構増えているんですね。数字以上に実態は厳しいというふうに考えておく必要があると思いますね。
助成金を利用して生き残りを図る取り組みも始まっている。こちらの大手企業では、同じ業界の企業と協力して、ことし4月から自社で訓練を実施できない中小企業に向けて無料で訓練を提供している。
景気が立ち上がっていく中でさらにこれまでよりも低コストであったりとか、高性能であったりとか、製品を要求されるわけですけれども、各企業さんの底力が上がっているということ、それが非常に重要だということで、ある意味で将来に向かっての投資、そういうふうに考えています。
勉強はいいんですけれども、これが長く続くいうことは景気が悪いということなんで、いつまで続くんやろうっていう心配はやっぱりあります。
きのう発表された9月の完全失業率は5.3%と、前の月に比べ、0.2ポイント改善した。しかし、失業者の数はこの1年間で92万人増加し、363万人に。依然として厳しい状態が続いている。厚生労働省が所管する雇用・能力開発機構の職業訓練校では製造業や建設業を中心に失業者の再就職を支援している。
去年の秋からですね、相当雇用情勢が悪くなっているといわれていますが。
それは痛切に感じてます。私たちのところは基本的にものづくり系ですから、そういう意味では製造業の求人に大きな依存をしているところがありますから、やはり求人が本当に少なくなりましたね。
一方で、求人が増えている業界もある。介護分野だ。こちらの専門学校ではこの日、20代から40代まで男女20人余りが排せつ時の介護方法を学んでいた。
お通じのほう、この前はなかなかよくなかったですけど、今回はよろしいようで、よかったですね。
4か月間の訓練を経ると、介護ヘルパー2級の資格が取得できる。介護分野は今後も確実に需要が拡大すると見込まれているが、賃金水準が低いなど労働条件が悪いため人手不足は深刻だ。
事務職でずっと働いてたんですけども、今、派遣切りというかちょっと契約が途中で終わってしまったということもあったんですが、思っていたよりも、うんと難しくて。
1か月半ぐらいやってるんですけれども、皆さんと話してる中ではやっぱり、本音では、ちょっと難しいかもなっていう気持ちは正直ございます。
やっぱりここ1、2年は受講者、とても多いです。でも福祉の現場って、誰でもいいということはありません。受講生のところがどうしてもやっぱり最初の意識のところがちょっと薄い状態がありますので。
先週、政府は介護や農業分野を中心とした緊急雇用対策を発表。来年3月までに10万人分の雇用効果を創出するとしたが、新たな予算はつけられていない。雇用維持に一定の効果があったとされる雇用調整助成金の支給には300日までという上限があり、専門家は時間切れに警鐘を鳴らす。
特に年末からね、年明けから年度内ですね、来年の春ぐらいにかけてですね、再び失業率が大きく上昇していくリスクっていうことを考えとかないとだめなんじゃないかなという気がしますね。
きのう発表されました9月の完全失業率は5.3%でした。8月に比べて0.2ポイント改善してはいるんですけれども、失業者は363万人、11か月連続で増えています。去年の9月と比べても92万人増えているという、依然厳しい雇用情勢というのは続いています。
失業率は改善しているんだけれども、失業者数は増えてる、いったいどういうことかというと、統計上、求職者というのが減る、つまり初めから就職無理だからあきらめちゃうというと、失業率は下がるという、データ上、岩井さん、そういうことですよね。
そうですね。日本の失業率のデータの取り方というのは非常に甘いといわれていて、欧米の場合だと働きたいという意欲を持った人が母数になっていくと、そういった面でいけば、2倍ぐらいなんじゃないかと一般的にいわれますよね。
さらにですね、現状、なんとかこの水準でというのは、この雇調金、雇用調整助成金というのがあって、企業はクビ切るなと。クビ切らなくてもその分の給料は税金で負担するからという制度がありまして、この制度が適用されているんですが、ただまあ、これを見てわかりますが、3年間で300日ということは、リーマンショックのあとぐらいからスタートして、フルタイムだとたぶん1年半ぐらいで切れちゃうということになると、あと数か月か半年ぐらいでもう税金も出ない、全部従業員のお給料を会社がまかなうわけにはいかないということになると急速にクビ切りが増える可能性が。
ですからこれも、年末以降、どうするかっていうのは中小企業にとってはすごく大きな問題になってきてますよね。
そのあたりの現状の経済状況、五味さん、どういうふうにご覧になってますか?
この雇用調整助成金のような仕組みは必要なんですね。それは景気循環みたいなものをインパクトを緩めるという意味で。しかし景気循環と違って、今は経済構造が変わって、壊れていく過程ですから、こういう一時しのぎの政策だけではどうにもならない。で、やらなきゃいけないのは、さっきの求人の構成が変わっているということで、その移動ですね。労働の移動をできるだけ円滑にできるようにすることと、それから雇用のパイ自体が構造変化の中で小さくなっていますから、例えば法人税下げて、外国の企業を呼び込むとか、こういった構造的施策も併せてやらないとだめだということですね。
まず、今の前段の人の移動ということでいうと、民主党が出してる、政府の緊急雇用対策なんですが、介護・福祉、医療分野などで人を増やすと。この方向性はまちがってはいないですね?
そのとおりです。
まちがってはいないんだけど、今の話のこうだんですが、これ、とりあえず公共事業みたいなもので、税金でということにたぶんなる。ということになると、もともとのパイを大きくしないと経済はどうにもならないという側面がありますが、両方あわせて山井さん、今、どういうふうな政府の方針ですか?
今もお話ありましたように、私たちも数字以上に事態は深刻だというふうに思っております。ですから今回の緊急雇用対策というのは予算を伴わないことで今までの基金事業の前倒し実施とかを中心にしてますが、私たち、考えておりますのは鳩山総理も第2次補正が必要であろうということを発言されておりますし、やはり近々、第2次補正ということを考えて、やはり予算を入れて、本格的な雇用創出ということをやっていく必要があると、そういう段階にそろそろ近づいていると思います。
なるほど。第2次補正ということになると、この間、第1次補正で3兆円切りましたが、逆にいったらその3兆円で、また何か雇用創出のような景気対策を打つということですわね?
そうです、やはり私たちは政権が変わったことによって、今までのバラマキの公共事業的な景気対策ではもう限界がきていると、ですから私たち、3兆円削ったもんで、新たな内需拡大や、介護や環境、そういうものを中心とした今まさに労働力が不足している部分にさきほど五味さんもおっしゃったように新たな分野に労働を移転していくと。まさにその作業を今やっています。
具体的にいつごろどんな話が出てくるということは目算としておありになりますか?
私はこれは非常に急ぐと思います。年末年始、ますます雇用状況が厳しくなる可能性がありますから、そういう意味ではあと1か月、2か月の間にはさきほどありました雇用調整助成金の緩和。これは非常に急ぐと思います。さらに第2次補正については、もう年内には決断をせねばならないというふうに思います。
要件緩和でいうと、やっぱりきっきんな課題はこの期間だと思うんですが、期間が、ここしばらくずっと延ばし延ばしでだいぶ延びてきてるんですが、さらに延長するというようなこともお考えだということですか?
その期間延長も選択肢の一つですが、一番今、急ぎますのはこの雇用調整助成金は1年前に比べて生産性や売り上げが5%以上低下ということになっているんですが、これだけ不況が長引きますと、1年前との比較ではだめなんですね。ですから2年前と比べて10%以上落ち込んでたら、要件に合致していることにするとか、そういう要件緩和が支給に必要だと思います。
リーマン・ショックからまる1年以上たっていますから、確かに1年前だと一番落ちたところからさらに落ちてなきゃいけないということになるわけですね。岩井さん、どういうふうに?
そうですね。結局、これ事実上の失業対策になっているわけですよね。で、これを単に延長するというだけ、単に金を、企業保証をやっていくということだけで物事解決をするのかと。要するに経済をやっぱり元へ戻さなきゃいけないわけですから、となるとこれはあくまでカンフル剤にすぎないと。となるとやはり今、五味さんがおっしゃったように新しいビジネスをどう創出をしていくのか、あるいは成長戦略、まさに民主党、一番そこが課題だといわれてますけども、これをきっちり出していかないことには、砂を水の中にまくような感じになってしまう可能性あるんですよね。
林さん、そのあたり自民党としては一番のツッコミどころだと思うんですが、どういうこれから提案をして、与党を。
そうですね、3兆円、補正から切られた中に公共事業にいろいろありましてね、実はあれ、復活してもらったほうがいいんじゃないかのかなっていうのがあるんです。新しい仕事を作るとか、それから今、職業訓練やるですとか、入っていましたんで、そこは勢い込んで切っちゃったけど、実はいることだったねということを早く認めていただきたいと思いますし、それからもう、選挙終わって2か月たってますんで、この臨時国会でですね、やっぱり延長してでも補正予算、出してもらうと。さっきのビデオでもあったようにこの年末年始が大変だって、こういう声が大きいわけですから、来年の通常国会じゃ間に合わないと思うんですね。そこをやっぱり早く国会閉じて予算編成っていうのもわかるんですが、われわれもこの15兆のやつもですね、本当に大変な数字がGDPで出たんで、実は1か月ぐらいで作ってるんですよ。やろうと思えばできないことはないですから、早く作ってもらいたい。スピードが大事だと思いますね。
山井さん、今、林さん、国会を延長してでもそのあたり、やるべきだという意見があったんですが、国会の延長等も含めて、最後に民主党の方針を聞かせていただきたいんですが。
やはり前政権の負の遺産の清算、そしてスイッチを切り替えるという、今までと違った形に切り替えていく作業を今やっておりますので、臨時国会を終えたうえで第2次補正の決断をしてそして来年1月に早急にこういう雇用対策、景気対策を打ち出していくと、そういう方向でいきたいと思っております。
なるほど。どうもありがとうございました。東京のスタジオの山井さん、林さんはここまでです。ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。さあ、続いては辛坊キャスター、こん身のインタビュー。
こん身のっていうか、緊張のといったほうがいいと思いますが。公開中の映画、沈まぬ太陽。渡辺謙さんにお話を伺ってまいりました。
この映画を作り始めるときはもっと霧の中でした。太陽は沈まないわけはないんですよね。
世界をまたにかけて活躍するハリウッド俳優、渡辺謙、ウェークアップ!ぷらすキャスター、辛坊治郎が迫る!
わが国民航空は人命を預かる会社なんですよ。
そうだ!
映画、沈まぬ太陽は高度経済成長の道を歩む昭和30年代の日本が舞台だ。航空会社の労働組合委員長、恩地元は、懲罰人事によって海外のへき地を転々とすることになる。
お父さんは左遷されたの?左遷って悪いことしたってこと?
違います。
この会社は何も応えてくれないんです。
苦節10年。ようやく帰国した恩地を待ち構えていたのは、御巣鷹山での史上最悪のジャンボ機墜落事故だった。原作は山崎豊子さんのベストセラー小説。1985年、実際に起こった日航機墜落事故をモデルにしており、映画化は不可能とされてきた。
この映画は9年前から企画が立てられたんですが、そのたびにいろんなトラブルがありまして、私の作品は全部映画、テレビ化されていますから、そうそう大きな驚きは持たなかったんですが、今度は本当に驚きました。
制作費20億円をかけた映画、沈まぬ太陽。3時間22分。日本映画、久しぶりの大作だ。
まあはっきり言うて、日本の俳優がアメリカのハリウッドでちゃんとした俳優として、つまりきわものではなくて、ちゃんとした役者さんとして認められてっていうれいは、ほとんどないと。なんで出来たんだと思います?
まず一つは時代がよかった。それを受け止める時代が、少なくともハリウッドに今、あった。まあその、アジア人、日本人ということを含めてね。それとやっぱり最初の入り方がよかったっていうのはありますよね。そこからさきはでもねやっぱりいばらの道でしたよ。
そうですか?
来る役、来る役、こんなん、やらへんやろっていうオファーもありましたからね。
ああ、そうですか。ちゃんとしたアクセントの関西弁なんですけど、もともとあれでしょ、新潟かどっかでしょ?
嫁が尼崎なんで。
あっ、そうでしたっけ。ああ、それで家で。
結構、そのアクセントは違うとか怒られて。あ、すんませんみたいな。
私ね、一つ聞きたいんですけども、キャリアからして、いうたらなんですけど、私と同じぐらいの、たぶん小学校、中学校は英語体験、映画の中でせりふをアメリカ人に聞かすところまではいかないと思うんですけども、どうやったんですか?
あのね、まあまあ、関西弁といっしょなんですよ。
はあ。
とりあえず入れる、しゃべる、入れるしゃべる、もうそれの繰り返しでしかないんですよね。
それでできるようになってくるもんなんですか?
目的しかないんですよ。もうやらなあかん!っていう目的しか。だから、ちょっと休むとほわほわほわーんって、英語力が落ちるんですよ。
あっ、そうですか?
みごとに。雪降ってるみたいですよ。あるとき、ぱっと気がつくと、あっ、おれこんなにしゃべれるようになってるわと思うんですよ。だけどちょっと油断してると、あっ?あの雪はどこ行ったん?っていうぐらいの。
すっごいわかりやすいですね、なるほど。
スタート!
世界各地でロケが敢行された映画、沈まぬ太陽。ケニアやイランなど、政情が不安定な地域も。映画で羽田空港として描かれているこの1シーンは実はタイで撮影されていた。
1番機だね。
はい。ぜひ会長に新しい年の1番機を見送っていただきたいと。
あのシーンがまさか海外でロケとは思いませんでした。
なかったんですよ、もう日本ではどこ探しても、みんなやっぱり新しくなっちゃって。
風景が。今の羽田空港とはまったく違うんで。
全然違いますよね。ある意味時代劇ですよ。昭和30年代、40年代の話って、もう時代劇なんですよ、はっきりいって。
今ここで会社辞めるわけにはいかないんだ。このままじゃおれの矜持が許さない。
でも昭和30年代に、日本人が確かに持っていた、戦後の混乱期から十何年ではい上がって、世界1の、世界第2の経済大国にっていう、あの雰囲気や情熱ももしかしたらもうどこかいっちゃってるかっていう。
だからそれはどんなことがあっても我慢しよう、もう耐えるんだっていう耐久力みたいな、人としての耐久力みたいなものは明らかに違いますよね。今やっと、この時代になって、本当にちゃんと仕事しようよ、ちゃんと仕事したら誰かが幸せになるんだよ、誰かが豊かになったり喜んでもらうために、で、どんな仕事だって、そういうためにあるわけじゃないですか。それはだから、組織や会社のためだけじゃないんだということはね、言える時代になったっていう気がするんですよね。
働くということの、なんか意味みたいなものをもういっぺん、われわれは原点に戻んなきゃいけないんじゃないかなと、つくづく思いましたね。これ見てて。
そうですね。これね、わかんないと思う、この感覚。外国人。もう、この主人公はなぜ会社辞めないんだ、おれはわからないって、もう終わりですよ。
確かに。
それは非常にやっぱりこれは日本的な映画だなと思うんですよね。
日本人の美学みたいなものがあるじゃないですか、まさにあの辞めないっていう美学が。男の意地としてしがみつくっていう。けられりゃけられるほど辞めてやるか、この野郎っていうのがあるじゃないですか。
けさのズームイン!朝!予定を変更いたしまして乗員乗客あわせて524人という方が難に遭われました。1機の航空機事故としては史上最悪となりました今回の日航機墜落事故をお伝えしているわけでございますが。私、あの日、たまたまなんですけども、東京で全国ネットのキャスターやらされるはめになってですね、何がなんだかわかんないんですよ、目の前で起きていることが。今回、映画であらためてこのフィクションとはいいながら想起される事故は一つなんで。あの山の上に飛行機の残骸がブワーッと散らばっていると、もうね、映画だってわかってるんだけども、映画だとわかってるんだけども、あっ、これは完全にドキュメンタリー、作り物とは思えないんですけども。
どうして。どうして。
遺体安置所があってね、そこ、300近いひつぎを、美術のセット、並べてくれたんです、大きな体育館で。それは偽者ですよ、箱ですよ、箱の上にきれかけてるだけです。あと、その上に遺留品というか、洋服の焼けた跡があったり、眼鏡があって、ゆがんだ時計があって、全部作ったんです。全部作り物です。あたりまえにわかっているんですけれども、同じように感じてるんです。これは映画なんだ、作り物なんだ。でも体育館、ポンって、初日ね。あの撮影の初日に、ポンって、入ったときに恐れおののいたんですよ。やっぱりその作られたセットの奥にある本当にあったこと、事実、そこでなげき悲しみ叫んだ人たちのことを思わずにはいられなかったんですよね。
私もね、あれ、画面で白いひつぎが、もう向こうが見えないくらいわーって並んでる。あのときにあらためて、ああ、何が起きたのかというのをね、思い知らされましたね。
あそこだけで3日間かかったんですよ。で、撮影、最初のうちはみんな、わってなるんですけれども、普通、撮影ってちょっと緩んでくると、まあちょっと冗談があって笑い声が聞こえたり、私語があったりするじゃないですか。もう3日間、本当に聞こえてくるのはむせび泣きと、もう、すすり泣きと阿鼻叫喚でしたよ。本当にそれ以外、体育館には音がないぐらいなんて言うのかな、重い現実でしたね。
私が航空券を送って…。
やっぱり、印象に残るのは、自分がチケットを息子に送ったがゆえに息子と孫が死んでしまうっていう、あの遺族の演技をしてらっしゃる宇津井健さんとその現場でどういう会話になるわけですか?
じゃああしたから撮影っていう夜に、まあ、これからも厳しくなるかもしれないんで、今晩でもごはんを食べましょうかってお誘いを受けたんですけど。
宇津井さんから?
いや、もう今、この役の関係の中でね、楽しくお食事ができる状況ではないので、もし機会があったら、またこれ終わってから食事させてくださいってお断りしたんです。それはもう、宇津井さんもとってもよくわかられて、ご理解いただいて。でもその日からほとんど私語というか、ないですね。宇津井さんも寝れなかったみたいです。3日間、ずっと。僕もそうでしたけど。
わかります、そのへんが、やっぱり画面からこう、本当にドキュメンタリーだなっていう、作りもんじゃないっていう、もう1カット1カットにねなんかにじみ出てくるものが、この映画、ありますよね。私もね、こんなとこで泣いてる場合じゃないですけど、思い出したら涙出てきちゃって。本当に、久々にすごい映画見ました。
太陽って沈まないわけないですよね。絶対沈むんですから。でもしばらく我慢したら、もう一回、きれいな朝日がくるんだっていう、なんか希望の光っていうか、ともし火みたいなものがね、その今、沈もうとしている夕日の中にあるんだっていうことを今の状況の中で、ちょっと悩んだり苦しんだり、非常に厳しい状況の中で生きてらっしゃる方々にも、伝わるんじゃないかなという気がするんですよね。
岩田さんも、御巣鷹の峰には登られたと。
登って、あの遺体の安置所で1週間、あそこの前でずっとレポートをやってたんですけどね。ひつぎがとにかく膨大な数というのを今、思い出しましたね。
そうですね、あくまでも映画でフィクション、もともとでも、山崎さんの、豊子さんの作品というのは全部具体的な名前が思い浮かぶ。で、これを実は映画化する、小説出しただけで大変な、まあいわゆるクレーム、それを映画化するとなるとまたクリアしなきゃいけないものがある。実はこの映画が今まで映画化されなかったのは、やはり背後にそういういろんな動きがあって。逆に今のタイミングだから何とか映画化できたというようなこともあるんですが、岩井さん。
この事故のときですね、思い出すのは、家にいて、こういう事故って他人事みたいに見るんだけども、このときだけはさすがにね、飛行機、生きててくれって本当に思いましたね。だからそのときの記憶がまだまだある。それが鮮明によみがえるんですよね。
さあ、続いてこちらです。
これからの日本を引っ張っていくかもしれない、世界に誇れる技術の話題です。
いつの時代も未来への夢と科学の象徴だったロボット。今からおよそ半世紀前、日本で鉄腕アトムの連載が始まった。アメリカでも人型ロボットの元祖、ロビー・ザ・ロボットがスクリーンに登場。このころ、ロボットのイメージが初めて形となった。1970年の大阪万博で登場した人型ロボット。来場者たちは未来の世界を想像し、胸を躍らせた。自分で歩き、走る。人間そっくりのしぐさでしゃべる。今、夢は現実になりつつある。アトムを産んだロボット大国、日本。その未来を切り開く一人の男がいる。ロボット界のマエストロ、高橋智隆。
ロボットクリエーターと名のっておりましてですね、これは私が勝手に考えた職業でして。
アトムにあこがれ、子どものころからの夢だったロボットクリエーターに。その手で作り出されるロボットたちの動きは、驚くほどリアルだ。8月には乾電池2本で動くエボルタ君がルマン24時間を完全走破。ギネスに認定された。そんな高橋が今までにない動きを実現した新たなロボットと共にスタジオに登場。
さて、このコーナー、ロボットクリエーターの高橋智隆さん、そして新作ロボットのロビット君にお越しいただきました。おはようございます。
おはようございます、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。ロビット君、こんにちは。こんにちは。あれ?おかしいですね。こんにちは。
こんにちは。おーい。
動かないですね。
あれ?ちょっと。
おはよう。ちょっとびっくりしました。すみません、ちょっと寝起きが悪くて。
まだ朝ですからね。このように反応してくれまして、そしてお名前は?
ロビット。
このようにね、会話することができるんですよね。これ、どれぐらい会話することができるんですか?
最大で150種類の言葉を覚えることができます。
というこのロビット君なんですけれども、人型ロボットでは今まで難しかったあることを出来るようになったんですよね。
はい、そうですね。
それをご覧いただく前に、まずはVTRふり、お願いします。
わかりました。
VTRスタート。
私の大事な息子じゃない、ロボットなんだ。
手塚治虫原作、鉄腕アトム。半世紀以上も前に連載された不朽の名作がハリウッドでリメイクされ話題を呼んでいる。
普通の人のイメージするロボット、たぶんそれって鉄腕アトムだったり、ドラえもんだったりそういうものだと思うんですけど。
子どものころ、アトムにあこがれロボット作りを志した高橋智隆。彼が目指すロボットとはなんなのか。足を曲げ伸ばしして歩くクロイノ。女性のしなやかさを表現したFT。そしてウェークアップ!ぷらすでも密着取材、けなげな動きで24時間耐久走行に成功したエボルタ君。高橋の作品に共通するのはその表現力だ。
人間とのコミュニケーションだったりのためにヒューマノイドなわけであって、ただただ何か決められた作業を速くこなすってだけだったら、別に人の形をしている必要はあまりなくて。
ロボットに表現力を持たせることで人間が親しみを抱く。そう話す高橋が新たに製作したロボット。それがロピッドだ。
今まではね、動きだったりよくデザインされた動き、繊細な動きってものに、そこに注力してロボットを作ってきたんですね。それをこう、速い動きにも適用してみたらどうなんだろうかっていうのが次の興味としてわいてきまして。
ロピッドという名前は、英語で俊敏なという意味のラピッドとロボットの造語なのだという。
ロボットがないと生きていけないと思う時代が来るかどうか。
世界的な注目を集めるロボットクリエーター、高橋智隆が2年半の歳月をかけて製作したロボット、その能力とは。
足の部分にちょっと構造に特徴がありまして、跳躍力が高いのでジャンプをしたり、走ったり。
そういう運動能力が上がると、なんかこう、もっとこう生きている感じが増すんじゃないかなと。
ロボットの動き方やデザインに高橋がこだわる理由、それは人間のパートナーとなるロボットに親しみが持てるようより豊かな表現力をつけるためだ。ロピッドはそのポテンシャルが大幅に向上した。
お名前は?
ロピッド。
開始!
走る。回る。そしてジャンプする。豊かな動きを可能にするのは関節の役割をするモーターの多さだ。ロピッドに組み込まれたモーターは全部で29個。しかしモーターを増やせば体重が増え、俊敏な動きができなくなる。走る動作はひざに一番大きな負荷をかける。そのため、ひざのモーターが遅れ、バランスを崩してしまう。
ひざが追いつかないとなんて言うんですかね、足首は起き上がろうとしますし、上半身のこの間…関節も起き上がろうとしますよね。ひざだけ遅れると、こう、そっくり返っちゃうんですね。
そこで高橋はひざと足首、太もものモーターをベルトで連結、すべての動きを連動させることでバランスを保ったまま俊敏な動きができるようくふうした。さまざまな分野へ技術の応用が期待されるロボットは数多い。邪魔なものを避けて走るロボットカー、エポロ。障害物や仲間をセンサーで認識して移動するこのシステムは将来、交通事故をなくす技術として期待されている。また、一輪車で幅わずか2センチの平均台を渡ることができるムラタセイコちゃん。このバランス感覚も応用できる分野があるという。
つえっていうともうフラフラじゃないですか。でもそのフラフラを例えばがっちりアシストできるような形、車いすとか、悪路でもバランスを崩さず、安心して乗れるような乗り物とかですね、そういったものにできたらいいなと。
では人間の形をしたヒューマノイドが担う役割とはなんなのか。
例えば。
何するんですか?
とか。触ったらいやでしょ?
究極の人型ロボット、アンドロイドを開発する石黒教授は、自分そっくりのロボット、ジェミノイドで、遠く離れた場所にいてもアンドロイドが自分と同じような存在感を持つことを実証した。
ジェミノイドなんかだと物理的な制約を越えて、いろんなところに存在できるのでやっぱりインターネットがそうだったのと同じようにコミュニケーションできる相手がどんどん増えるわけですよね。人間型ロボット、コミュニケーション以外は僕は必要ないと思ってますけど。だってそれ以外のものは人間の姿形をする必要がないじゃないですか。
人間そっくりのアンドロイドを開発する石黒教授。親しみやすいパートナーロボットを目指す高橋智隆。目指すのはどちらも同じコミュニケーション。2人が描く未来のロボット社会とは?
さて、このコーナーはもうひと方、大阪大学大学院の石黒浩教授にお越しいただきました。おはようございます。
よろしくお願いいたします。
石黒さん、これは本物のほうの石黒さんですね。
と、聞きたくなるぐらい。
同じですね。
そっくりでしたよね。
もともとわりとロボットめいたお顔ですね。
そうかもしれないですね。だんだん、ロボットに近づいてく。
なるほど、というさあ、というお二人のまさしく世界のトップクラスの、この分野の方にお越しいただいてますが、五十嵐さん。
早速ですがこのロピッド君に動きを見せていただきましょう。
お願いします。
もうこれ、声かけてもよろしいですか?
お願いします。
おー!うなずいた!あ、跳ねた。
すごいジャンプですよね?
もう一回、これいいですか?開始!
走ってる、走ってる。
おおーっ、走ってる、走ってる。
スゲエ!
すごいですよね。
いやー。
と、なんか息が上がってると。
あー、なるほど。息が上がってるんだ。なんか本当に鉄腕アトムが実現しそうな気がしてきますね、これ。高橋さんが目指している究極のロボットっていうのはどういう形なんですか?
そうですね、家の中にいて、ロボットが、人型のロボットがコミュニケーション担当して、ほかの危機と連携して全体がロボットとして動いてくれるような、そんな未来を私は個人的に。
家の中の同じような担当を、パーツパーツの分野をつかさどる、司令塔みたいな役割をすると?
そうですね、そんなイメージをしています。
でもすごくかわいげがあると言ったらあれですけど、それはどうやってくふうされてるんですか?親近感を持たせるために。
個人的に私も例えば鉄腕アトムだったりいろんなロボットにあこがれがありますんで、そのイメージを具現化してみて、それをこういう感じでサイエンスアートとして提案してみると。やっぱりね、実物が出てくるとね、かわいいとかね、ここもうちょっとこうしたほうがいいんじゃないかとか、そういういろんなアイデアが出てくるんで。
すごいのは技術的に優れてるだけじゃなく、実際にプラスチック加工して、ここまで自分で作っちゃうっていう。
ゼロからっていうか一から作るという。
とてつもない手先の器用さもないとできないという。
そうですよね。
できないだろうなと思うんですけど。石黒さんの目指されてる分野と違う気がするんですがいかがですか?
そうじゃないんですね。要するに人間型というのが人間にとって非常に温かいと、いろんなもの、僕ら、人間って、人間が一番親しみやすいっていうか、接しやすい、そういうかいしょうだと思うんですけど、だからいろいろな複雑な機械っていうのは人間に近づいていくような気がするし。さっき彼が言ったようなそのコンセプトは実際にそうなると思いますね。ボタンで操作するんじゃなくて、もう少し人間が自然にかかわれるような、そういうものに対して操作、しゃべりかけるように操作していくと、だからなんていうかな、私もなんか人と機械がかかわるインターフェイスの基礎技術としてロボットを研究すると、ロボットを研究するっていうのは、やっぱり人間について知ることでもあるし、だんだんそういうふうに人間を知る研究と、ロボットを作るっていう研究が融合していくと、そんなふうに思っています。
お二人が目指しているところが一見違うようなんですが、実はものすごく大きな接点があって、いっしょに共同作業でロボットを作られたりということもあるっていうことですよね?今までなんでしたっけ?ロボカップ?
ロボカップですね。
そうですね。
それの5年連続で世界一になられて、で、引退された。
そうです。
どうですか?お互いどういうふうに意識してらっしゃいます?
いや、私はもう尊敬する先生で。
やっぱり彼のデザインは今までデザインって静的なものに対するデザインしかなかったんですけども、動いて格好いいというか、動かして見せるデザインっていうのは彼が最初にそういう領域を築いたんじゃないかと思いますね。
石黒先生のほうは、目指されてる究極のその形っていうのはどういうところに?
それはまだわかんないんですよ。だから本当にどこが重要なのかを調べるためにまずはわかんないからもう人間そっくりなものを作って、そこから調べていこうというのが研究なんで。
しかし不思議なものですね。こうやって1メートルの距離で離れて、ね、この距離でしゃべってても、ここにいるのが本物なのか、さっきのロボットなのか、不思議な錯覚にとらわれるんですが。
でも結局、人間は中身わからないですからね、話してるだけではね。
確かに。
えー?もしかして?
この中身も違うかもしれないというようなことも思わせる。
人間がおもしろいのはね、やっぱり相手が意識を持ってるとか、感情を持ってるとか信じてるだけで話ができる。本当に中身は何入ってるかわからないにもかかわらず、お互い人間だって信じれるという。
なるほど、それが人の形という意味なんでしょうね。
そうです。
五味さん、日本の技術はすごいことになってますね。
大変ですね、特に感動的なのは人の感性に訴えるみたいなそういう視点からこういう科学的な技術に取り組まれると、そこが大変感動的でしたね。それはやっぱり人を豊かにしますよね。それは大事なこと。なんでもお金に換算したがる世の中で、こういう技術をやってる。それによって今まで気がついていなかったことも気がつき、それはまた技術の発展につながってく、いいことだと思いますね。
もういっぺん、さっきのあれ見たいんですけど、その、走るやつ。ジャンプも。ええ、ジャンプ見たいですね。
開始。あっ、僕の声に反応しないぞ。開始。
うわー!
スタート。開始。
ギリギリまで行った。

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