男性膣不感症(膣内射精障害)について


男性膣不感症(膣内射精障害)
について


この相談室を開設して、一番意外だったことは、
膣で射精できないという相談がとても多かったことです。
これは遅漏でもなく射精しないので無漏症といってもいいかもしれません。
ただ自慰ではすぐに射精できるのが特徴です。
性交時に膣で感じない男性の不感症のようなものなのです。

私はそれに「男性膣不感症」という病名をつけました。
いずれ一般的に認められる医学病名になるかもしれません。
映像が過激に氾濫したバーチャルな時代背景がこの症状を生んだのです。

この男性膣不感症で悩んでいる男性は、潜在的にかなり多いのではないかと思います。
時代はインターネットの出現でさらにバーチャル(仮想現実)な傾向があり、このままではさらに増加していくのは間違いありません。
そこで私なりに その原因と対策さらにその治療について考えてみました。

原因と背景
ほとんどの場合、原因は長いAVによるオナニー歴のため、
女性の膣での性交が気持ちいいと感じないのが男性膣不感症の本態だと考えます。

つまりAV→手→射精という強固な性感回路が脳に作られて、
悲しいかな本来の性交ではほとんど感じないのです。

私がなぜこのように考えたかというと、
少なくとも20年前には男性膣不感症で悩む男性はほとんどいなかったと思うからです。
この20年間にAVビデオやDVDが普及しオナニーはそれらを見ながらするのが当たり前になってきました。
インターネットにはさらに過激なポルノ映像が氾濫しています。
それまではオナニーといえば、
ビニ本(今は懐かしいビニールで中が見えないH写真集)とかアイドル写真集などが主流でした。
写真集もないもっと前には官能小説でオナニーという世界もあったのです。
これは活字を読みながら頭の中に自分で映像を作ってするわけですから、すごいことなのです。
このように、頭の中でイメージを膨らませながらオナニーをすることは性的にはとても健全なことです。
私はその方が感性を磨くのにもいいのではと思っています。
外部からの映像が強くなるほど、脳内イメージが枯れていき感性は鈍るからです。

自分のペニスを膣に入れるという震えるような憧れに餓え続けた童貞の時期を長く過ごしていれば、
脳内イメージは性的にあふれるばかりに豊かに育ち、
初めての性交による至福の時が全ての男にあったことでしょう。
また、その後の性交の快感も邪魔されることもなかったでしょう。
もしかしたら早漏の人は逆にそのイメージが強すぎるのではないかと思います。 
(早漏の人には感性の鋭い方が多いのかもしれませんね)

AV画像はモザイクはあっても映像的には強烈で(裏ビデオならさらに強い)、
そのままバーチャルにセックスするのに近いものがあるでしょう。
インターネットで実写映像を入手することは今や難しいことではなく、
ポルノの氾濫には いっそう拍車がかかっています。 

今後はネットとデジタル映像の融合によって、
さらにその効果が強まってオナニーライフに蔓延していくでしょう。
ハイビジョンで観る本番映像は、この先ポルノの頂点を極めると思います。

しかし、それらは所詮は架空の映像です。
それで1万回オナニーをした所で、1回の性交の記憶には本来かなう筈はないのです。
好きな相手との性交の喜びには到底およばないことです。

性交に至るまでのAVオナニー状態が長すぎてしまうと、膣のイメージはほとんど脳内にできあがりません。
これが問題なのです。 
先に記した射精回路が眼と手と脳にできあがり、膣の快感が消失した状態が作られてしまうのです。

ここでさらに弊害なのがAVでは膣内射精の映像が希で膣外射精が氾濫していることです。
AVは観る側を意識した作りになりますので、そういう現実とはかけ離れた演出が多くなるのは仕方ありません。
その影響か実際にも顔に射精したがる人も増えているようですが、(アンビリーバブルです)
顔にかける方もかけられる方も本来の快感とはほど遠いでしょう。
顔射なんて女性は、みんな嫌だと思います。
でも人は幻想を発明する生き物なのです。 

このようにして最終目的地の快楽の泉であるはずの膣という存在は性感イメージからすっかり欠け落ちてしまい、
実際に性交したら、膣は気持ちのいいものでは無かったということが起きたのです。
それが男性膣不感症です。 

良くない自慰方法のまとめ  
1)射精時に足をピ~ンと伸ばす癖
  → 実際の性交では体位的に難しいので、足ピン癖は止めましょう。
2)包茎の皮をかぶせたまま上下に強く早く擦る
  → 性交と感覚が違い過ぎるのでこれも止め、包茎はキチンと剥いた状態で射精すること。
3)うつぶせになって床などに擦って射精
  → 実際の性交はこのようにフワフワしたものではないので、キチンとペニスを圧迫して射精するようにすること。
    さらに萎えさせて射精していたらED・勃起不全の特訓をしているようなもの。
    これを続けていたら 男性膣不感症プラスEDという最悪の二重苦が待っています。 
4)いつもAVで自慰
  → 官能小説でも読みながらしましょう。

対策と治療
対策と治療を一言でいえば、自慰による射精を一切行わないことが王道ですがこれは結構難しいでしょう。
また上記の良くない自慰方法をしている時は止めること。
女性はこの男性膣不感症の本態がよくわからず、
性交で射精しなかった相手に自分の手や 口での射精をさせてしまうこともあるようですが、
これではさらに膣の性感イメージが無くまってしまうので、それは止めましょう。
(でも実際には難しいでしょう、介助する気持ちはわかります) 

とにかく夢精の一歩手前くらいに性欲をためれば、男性膣不感症は克服できると思います。
特に一

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