8600万円着服 JR西日本「職場管理に問題」 関与の明石駅員は懲戒解雇

JRが記録照合怠る「職場管理に問題」 明石駅員着服

JR明石駅員が架空の定期券を払い戻し、巨額の現金を着服していた問題で、JR西日本の柴田信取締役営業本部長らが19日、大阪市北区のJR西日本本社で会見し「お客さまの信頼を裏切り、深くおわびします」と謝罪した。5年8カ月にわたって不正が繰り返されていたにもかかわらず、チェック機能が働かなかった上、同僚らから告発する声も出なかった。柴田取締役は「職場管理体制に大きな問題があった」と反省の弁を述べた。

柴田取締役は長年、不正を許した原因について、駅で記録の照合作業をしていなかった▽駅の管理職の点検が不十分▽本社でもチェックが漏れていた‐と説明した。

「重大な問題」として、不正を管理職が見抜けず、社員からも通報がなかった点を強調。明石駅には助役と係長3人の管理職がいたが、柴田取締役は「社員から全く信用されず、情報が入ってこなかった」と述べ、社員管理の不備を認めた。

一方、不正を主導した男性駅員(50)は旧国鉄に入社後、ほぼ一貫して駅の営業係を担当。明石駅には2004年に配属され、業務に精通していた。若手社員は「相談に乗ってもらうなど頼りにしていた。不正行為と分かっていたが、嫌われてはいけないと思った」などと話しているという。

明石駅は管理職を除けば40~50代が4人、10~20代が33人。JR民営化前後の採用凍結の影響で中堅の30代がいない典型的な「2層構造」で、JR関係者は「不正が起きた背景の一つ」と指摘する。

JR西日本:不正定期券関与の社員ら懲戒解雇

JR山陽線明石駅のJR西日本男性社員(50)が不正に再発行した定期券の払い戻しで計8600万円を着服した問題で、JR西は22日、この社員と、関与した明石駅勤務の7人のうち退職した1人を除く6人の社員・契約社員(いずれも男性で22~27歳)を、21日付で懲戒解雇とした、と発表した。同社は管理責任者も処分する方針。

また、福知山線新三田駅で、同様の手口で約16万円を着服した男性社員(28)も21日付で懲戒解雇とした。先月には、2400万円を着服した大阪環状線天満駅の男性社員(31)と、870万円を着服した山陽線五日市駅の男性契約社員(24)が懲戒解雇処分となっている。

JR西、明石駅員7人を懲戒解雇 8600万着服(03/22 21:50)

JR西日本は22日、架空の定期券を再発行後に払い戻す手口を繰り返し、計約8600万円を着服したとして、明石駅(兵庫県明石市)の男性駅員(50)と、男性駅員に協力して現金を受け取るなどした駅員6人の計7人を懲戒解雇したと発表した。
JR西によると、処分は21日付。男性駅員に協力したのは7人だが、うち1人は今回の不祥事発覚前に退職しているため処分対象にならなかった。JR西は男性駅員を詐欺などの疑いで告訴。管理体制が不十分だったとして上司らの処分も検討している。

2012年3月22日
定期乗車券の不正再発行などに関する処分について

平成24年2月から3月にかけて発表いたしました駅社員による定期乗車券の不正再発行などによる現金着服に関して、不正行為を行った者の処分をしましたので、ご報告いたします。また、管理責任については、現在検討中です。  本件を厳粛に受け止め、再発防止に努めてまいります。
詳細
○ 不正行為を行った者の処分  駅において定期乗車券の不正再発行などの不正行為を行った者について、「懲戒解雇」としました。

箇所 内容
大阪支社 天満駅 「懲戒解雇」(平成24年2月22日付) 1名
広島支社 五日市駅 「懲戒解雇」(平成24年2月23日付) 1名
神戸支社 明石駅 「懲戒解雇」(平成24年3月21日付) 7名 ※注釈 既に退職した者(1名)は除きます。
大阪支社 新三田駅 「懲戒解雇」(平成24年3月21日付) 1名

No related posts.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です