2011年10月、大津市立皇子山中学校2年生の男子生徒が自殺

「自殺の練習強要」 中2自殺で生徒指摘、大津市教委調査せず
2012/7/4 1:15

 大津市で昨年10月、公立中2年の男子生徒(当時13)が自殺し、学校が全校生徒に実施したアンケートに対し、15人が「男子生徒が自殺の練習をさせられていたと聞いた」と答えていたことが3日、関係者への取材で分かった。

 市教育委員会はいじめの存在は認めたが、一貫して「いじめと自殺との因果関係は判断できない」と主張。昨年11月の記者会見ではこの事実を明らかにせず、調査を打ち切った。

 男子の両親は今年2月に「自殺はいじめが原因」として市や加害生徒らに約7700万円の損害賠償を求めて大津地裁に提訴。アンケートにある「自殺の練習」の強要について、17日の第2回口頭弁論で主張する。

 アンケートは自殺直後の昨年10月中旬に任意で実施、330人から回答があった。記名無記名は自由で「男子について(自分が)見たり聞いたりしたこと」を尋ねた。

 1~3年の15人が伝聞形式で「(いじめた生徒が)男子に『自殺の練習してたんか』と言っていた」「毎日自殺の練習をさせられていた」などと記載。「自殺の練習」の具体的内容に触れたものはなかったが、記名で提出した生徒もいた。

 男子について「いじめていた人に『明日死にます』とメールを送った」「がんの友達に命をあげると話していた」など、いじめと自殺の関連を示唆する回答もあった。

 市教委の川崎文男学校教育課長は「訴訟に関係あると判断し、コメントできない」としている。〔共同〕

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